お知らせ

NIIGATA MY PROJECT☆LABO 新潟県Summit2023開催!

2023.12.26 更新
カテゴリー:新着情報

2023年12月17日(日)、開志専門職大学&オンラインにて、全国高校生マイプロジェクトAWARD新潟県Summit2023を開催しました!

NPO法人カタリバと連携し「全国高校生マイプロジェクト」の地方運営に挑戦し3年目となりました。今回から新潟県教育委員会との共催となり、また、数多くの企業協賛のもと、本イベントを運営することが出来ました。当日は高校生・大学生43プロジェクト85名、社会人アドバイザー・運営スタッフ・観覧等合わせると総勢200名が一堂に会しました。

 

今年のコンセプトは「未完成でいい!ありのままの“自分”を語れ~出会い・対話・学びのフェス~」。

当日はこのコンセプトの通り、これまで以上に“自分らしい表現”や“より多くの交流・対話”が生まれる場となりました。

 

 

オープニング・アイスブレイクの様子

2023年12月15日、9:30。いよいよマイプロの集大成、新潟県summitが開幕!!

 

会場は暗転し、オープンニングムービー(制作:れん)から始まりました。

マイプロに関わるたくさんの人々から、マイプロへの想いが語られます。会場でもマイプロへの熱気に包まれました。

オープニングの司会は、れん&MIYU。新潟県summitの幕開けは、明るい掛け声でスタートです!(実は、実行委員長みやさんの教え子のお二人。NIIGATAマイプロには、大学生になった今でも関わり続けてくれています。)

続いては、NIIGATAマイプロ実行委員長・ナビゲーターみやさんより、オープニングメッセージです。

 

MY PROJECT AWARDは、探究・マイプロを実行した高校生・大学生が、活動の発表・参加者との対話を通して次の一歩を考える「学びの祭典」。

 

発表し、フィードバックをもらい、振り返り、様々な方と出会う中で、「気付き」・「学び」を得る機会です。答えを誰かに与えられる人生から、自分で探し、創る人生へと変えることができるのが、マイプロです!

さて、ここからはフェスタイム紹介&アイスブレイク。企画・進行は、大学生の運営メンバー、あいちゃんです!

 

出展者はマイクリレー形式で、30秒一本勝負でアピール!会場でもフェスタイムへの期待が高まりました!

アイスブレイクでは、リアル会場とオンラインで一体となり全体交流を行いました。

(ちなみに、あいちゃんはこの日のために自作の質問カードも用意し、はりきって準備を進めてくれていました!)

自分のプロジェクト紹介とともに、「一番ラッキーだった出来事は?」「言われて嬉しかった言葉は?」などテーマの書かれた質問カードでペアで話し合います。初めましての人同士も、久しぶりに再開した人同士も楽しく交流を行いました!オンラインでもzoomで繋ぎ、リアル参加者との交流を楽しみました。

 

 

発表ROUNDの様子

オープニング・アイスブレイクの後はいよいよ発表ROUND!

高校生・大学生が取り組んだ半年間マイプロの集大成を10分間で発表しました!

 

「マイプロを通して自分軸で動けるようになった!」

「最初はマイ感が余り持てなかったけれど、やっていくうちに学びがあった」

「こんな社会を実現したい!」

 

マイプロを通して学んだことや感じたことを自分たちの言葉で語る姿は、とても尊いものでした。

 

発表後は社会人アドバイザーと10分間の対話タイム!

この日は23名の社会人アドバイザーにご協力いただき、参加者との温かく、熱い対話をしていただきました。

 

「緊張したけど社会人アドバイザーの方が優しく対話してくれて嬉しかった!」

「自分の考えていた視点とは別のアイデアをいただけて良かった!」

などの声が発表直後の生徒から聞かれました!

 

フェスタイムの様子

午後は「フェスタイム」からスタート!

 

新潟県は独自の取り組みとして、プレゼン以外の形で自分のマイプロを表現ができる「フェスタイム」を初実施。

飲食・プロダクト販売のブースや、高校生×大学生の歌、民謡生演奏、書道パフォーマンスなど、自分らしい表現が数多く行われ、活気あふれる時間となりました!

心揺さぶられる表現や弾ける笑顔、表現を通した対話に胸が熱くなりました。

 

 

「私のマイプロを聞いて!」

発表タイムの後は、「私のマイプロを聞いて!」

この企画は、高校生・大学生、ファシリテーター、社会人アドバイザー、観覧など様々な年代、立場の人が壁を取り払い、自分のマイプロについて語ったり、他者のマイプロについてフィードバックしたりするというものです。今年初開催したマイプロフェスでの実施に続き、今回の新潟県summitでも実施することになりました。

(ファシリテーター兼事務局スタッフのあいちゃんが生み出した好評企画です!)

約150人の人がグループに分かれ、自分のマイプロを語る姿はとても輝いており、感動しました。

 

このワークを通して、伝えたかったことは2つ。

1つは、年齢、立場関係なく、みんなマイプロのプレイヤーであること。

そしてもう1つは、どんなに小さなことでもマイプロになるということ。

 

「私にとってマイプロとは?」&参加者の声

普段のイベントでは、参加者の高校生・大学生だけがマイプロを発表しますが、アドバイザーもファシリテーターもまだマイプロに参加したことのない人も、みんなそれぞれが自分のマイプロを持っています。

彼らが一堂に会し、世代や立場を越えてマイプロについて語ることができたことは、何より尊いものだと思います。

イベント中は「私にとってマイプロとは?」という問いへの答えを、参加者全員がマイプロフラッグに記入!みなさんの答えを一部抜粋してお届けします!

 

▶「私にとってマイプロとは?」

・新しい自分
・すべての夢が叶うフィールド
・無限の可能性
・自分の楽しみ
・可能性を楽しむ場所
・生きがいのたね
・成長するチャンスをくれる場所
・人生を変えるもの!
・自分のアイデアを広げる場
・未来につながる場
・血液
・2023年のすべて
・見たかった景色2023

 

▶参加者の声

・授業がない日も毎日プロジェクトについて考え、少しずつですが自分たちの理想とするものを作り上げてきました。なんとなくの興味からこの探究を始めましたが、次第に将来もこの問題の解決に関わっていきたいという思いが強くなりました。マイプロに参加して、この探究に出会えて本当によかったです。

・他のグループの活動は、テーマも多様で、活動の進め方や目指す方向も違っていたので、自分たちの活動で今やっていることや見えていることだけが全てではないと気づくことができました。マイプロは視野を広げる方法として最高だと思いました!!

・高校生から大学生(大人も)までたくさんの素敵なマイプロをされている方々が新潟にはいるんだなということに気づき、自分も頑張ろうと思えた。マイプロをやっている方のお話や、気持ちなどはその内容に関わらず、聞いている人にしっかりと伝わるのだなということを学んだ。

 

・発表やフェスタイムなど様々な形で想いを形にできる場があり、「私達はなんでもできるぞ!」とワクワクしました!

 

 

クロージング

すばらしい1日を締めくくるクロージングでは、今回共催をいただいた新潟県教育委員会の教育長、佐野様より励ましのメッセージをいただきました。

また、協賛企業のはたらく部の代表、山本様からも自身の経験を踏まえた温かいお言葉をいただきました。

悪天候により、遠方から参加した生徒は最後まで参加することができませんでしたが、一日を通してとても素敵な姿がたくさん見られました。

 

おわりに

改めまして、関わって下さった全てのみなさまに感謝申し上げます。

 

高校時代にNIIGATAマイプロに関わってくれていた高校生・社会人がマイプロを通して新潟に帰ってきてくれたり、この場に共感いただける熱い社会人のみなさんが回を重ねるごとに増えていたり、新潟に広がる学びの生態系が豊かになっていると実感しています。

 

引き続き、この土壌をみなさんと共に守り、繋ぎ、広げていけることを願っています。